2008年2月4日月曜日

Japan Passing

 昨日NHKのNHKスペシャル 日本とアメリカ2「ジャパン・パッシング“日本離れ”との闘い」を見た。我々の知らないところで、日本の経済的な地位が危険な状況になっている。日本は食料と資源において世界に依存している事実がある。しかし、反面日本と言う自国のマーケットは外国に相変わらずOPENにしていない。そのため、外資系企業は日本に進出できず、その結果経済だけでなく教育においても本当の国際化ができない環境になっている。一昔前は国際人イコール海外へ行く人と言う公式が成り立っていたが、海外への旅行者も減り益々海外との接触が少なくなってきているのではないだろうか?たしかにネット社会により海外の情報はクリックするれば手に入る世の中になったが、生の異文化の交流がどれほどできているのか疑問だ。特に国内において。欧米などの外貨が円に対して強くなり日本には多くの外国人が訪れている。日本に住む外国人も増えている。しかし、欧米の会社が日本を避けて中国や他のアジアに行ってしまうのは寂しいことだ。番組中でも言われていたが、もう一つの要因は英語を話せるスタッフが探しにくいと言う問題があるらしい。日本でアメリカの企業ですぐに働けるような人が育たないのは実用的な英語指導が行われていない証拠である。日本再生には英語は不可欠。日本に外国企業を入れ、外国人観光客を呼び、Japan-madeの質の良いものを彼らにそして海外に売っていくには本当に使える英語が求められていることを実感した。