2008年3月5日水曜日

hit the plateau

hit the plateau とは「伸び悩む」と言う意味だ。plateauとは台地を意味するから、つまり坂を上りあがったもののしばらく台地の部分を歩くことになることだ。学習は完全な坂道ではない。歩き続ければ上り続けるものでもない。ある期間、一種の消化期間、あるいは次の上昇のための準備期間になる。

学習者の多くはこの台地部分でスランプを感じたりするものだ。継続は力と言うことわざはこの台地期間を抜け出すための言葉かもしれない。台地期間が永遠に続くわけではない。しかし、台地期間に何か工夫をするとか学習の方法を変えたりすることは大切だ。インプット中心だった人はアウトプットの学習(会話、作文)を多くしたり、アウトプット中心の学習者はインプットの学習(語彙を増やす、本を読む、リスニング練習を増やす)を行ってみる。また学習のタイプではなくて、方向性を変えてみることも一つの方法だ。文法などaccuracyにこだわってきた人は、fluencyを重視し、あまり文法にこだわらなくしてみるとか。またその逆もありえるだろう。

学習も人生と同じでups and downsは必ずある。少し見方や考え方を変えるだけでスランプから脱出できることも多くある。筆者もその様な経験者だ。また自分だけで考えていても見つからない場合があるから、人に聞いたり英語が上手になった人の経験話を読んだりするのもプラスになるだろう。