さて、我々講師・教師は生徒への動機付けへの責任は無いのでしょうか?生徒からすれば我々講師は英語を話すrole modelです。我々の姿が彼らに英語への興味付けをおこなうことは多々あります。講師がモチベーションを高めないにしても、モチベーションを下げるdemotivationを行うことは決してやってはいけないことです。
demotivation の研究は最近少しずつ行われています。最近よく聞く「引く」「引かせる」(英語ではturn offが一番近い表現だと思います)はdemotivateと関係があるのでしょうか?講師と生徒の間のchemistry (相性)やgeneration gap, gender gap, extremicism (行きすぎ)などもあると思います。しかし、教授法が問題の場合もあるでしょう。講師中心の授業では講師の価値観や講師のやり方を生徒が受け入れるか拒否するかと関わってきます。これが生徒中心の授業だったらどうでしょう。我々講師はもっと中立的でdemotivateする可能性は少なくなるのではないでしょうか?
もちろん、素晴らしい経験や英語の楽しい世界を身体から感じれる先生方もいらっしゃいます。そんな先生は多くの生徒をmotivateするでしょう。しかし、先生も人間。motivateして次の瞬間にdemotivateすることだってあります。どんなに素晴らしい先生でも全ての生徒をmotivateできないでしょう。生徒は先生だけでなく、色々なことにmotivateされます。講師はもっとneutral なスタンスを取り、demotivateしない方法を考えてみるのも大切なのではないでしょうか?