学習には時に効率性を考えることがあります。deductive teachingの方が試験などの結果を出さなければならない場合、より効果的かもしれません。日本のように受験国家では試験という結果を出さなければなりません。そのためには、inductive teachingは非効率的な指導方法に感じられるのかもしれません。またinductive teachingの効果は学習者の洞察力などにより左右されます。意識や観察力の低い学習者は間違ったルールを法則化するかもしれません。その意味では大量に、平等に知的レベルが平均的に高い国民を作るためにはdeductive teachingが効率も効果も高かいのかもしれません。
語学ではどうでしょうか?deductive teachingは決して悪いわけではありません。先にも言ったようにより効率的で目的によっては効果的な指導法です。問題は何を目標にするかです。ペーパーテストでなくてオーラルテストが国の入学試験になれば、話し方のルールをインプットさせ、練習すればそれなりの効果が出るのではないでしょうか?deductive teachingの後のフォローアップが少ないのが問題なのではないでしょうか?
もちろんinductive teaching の良さも見逃せません。知識優先の授業には向かなくても、「考える」または体験して「身体から覚える」必要のある内容にはinductive teaching も積極的に使用すべきだと思います。語学でも基礎が終わればinductive teachingでよいのではないでしょうか?