2008年9月10日水曜日

Speaking L2 is a Cogntive Lifesaver?

2ヶ国語を話す児童が1ヶ国語しか話さない児童よりも高い知能を身につけることは最近の研究で証明されてきている。このことは、逆、すなわち高齢者の痴呆症との関係においても深い関係があるらしい。

あるカナダの研究グループが、高齢者の二ヶ国語を話す人たちと、一ヶ国語しか話さない人たちの痴呆症になる傾向を調査したところ、二ヶ国語以上を話す老人たちは一ヶ国語しか話さない人たちよりも痴呆が始まるのは、平均4年も遅かったことが報告されている。

人間の言語のメカニズムは依然解明されていない状況である。我々は言葉を覚えるのは、音と意味をつなぎ、それが経験や行動を通して、神経生理学的に脳神経に自己組織化されていくと考える人がいる。またある考え方の人は、言葉はコンピューターのようにシステムがありそれがある記憶した情報を文法という構造により文章化するという言う。どれが正しいかは別として、別の言語により経験や記憶が二つの領域において処理されていれば、その処理能力あるいは、記憶の維持はひとつで処理している場合よりも優れる可能性は高いかもしれない。

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